高齢者見守りあんしん新システム(緊急通報システム)の導入後の経過を報告します。
高齢者見守りあんしん新システム(緊急通報システム)の導入から約1年4ヶ月が経過しました。導入後の経過を報告します。これからも独居高齢者の安心、安全を守っていきます。
高齢者見守りあんしん新システム(緊急通報システム)についてはこちら(別ウインドウで開く)
利用者数の推移
本町では、綜合警備保障株式会社(ALSOK)奈良支社と連携して、令和3年1月から「高齢者見守りあんしん新システム」を導入しました。利用料も無料とし、県内市町村で初めてトイレの扉にセンサーを設置し、24時間扉の開閉がなかった場合ガードマンが自宅へ駆けつける(ライフリズム監視)システムを導入しました。今まで以上に独居高齢者への見守りサポートを強化しています。
〇令和3年1月末時点 15人 → 令和4年4月末時点 90人
・利用者本人、家族、地域住民、区長、民生委員などから申請や情報提供をいただいています。
本町の高齢者数、高齢者率、高齢者見守りあんしんシステム利用対象世帯数
- 高齢者数(65歳以上)→2581人、(75歳以上)→1416人
- 高齢者率(65歳以上)→40,4%、(75歳以上)→22,2%
- 高齢者見守りあんしんシステム利用対象世帯数→約180世帯
- 高齢者見守りあんしんシステム利用率→約50%
システム作動(警報信号)によるALSOK出動回数、内容
ご利用者からの意見紹介
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自宅で倒れていた母親をガードマンに発見してもらえた。一人暮らしの人にはぜひ利用してもらいたいと思う。(利用者家族)
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自宅に居ながら健康相談ができるので、病院に行くほどでもないときは相談に乗ってもらっている。(利用者本人)
- 風呂場やトイレで転倒してしまったり、胸苦しくなると困るので、持ち運び式のペンダント型緊急ボタンを常に携えるようにしている。(利用者本人)
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一人で暮らしていると小さな物音一つとっても不安を覚えてしまう。自宅玄関扉や勝手口などにALSOKステッカーを貼ってもらっているので防犯面でも心丈夫である。(利用者本人)
- 機器設置時に自宅合鍵を預けることに多少なりとも不安があったが、一人暮らしのため自宅内で倒れていた場合、外部から誰も入れない状況になってしまうので、安心感を覚えるようになった。(利用者本人)
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自身の先のことは分からないので、利用料金が無料であることはありがたい。(利用者本人)
- 遠方に住む家族や地域住民からすると、独居高齢者の安否確認という意味でも非常に助かっている。(利用者家族/民生委員)
今後も綜合警備保障株式会社(ALSOK)奈良支社との協働による、独居高齢者に対する見守りネットワークを用いた連携を密にしながら、地域住民の皆さんに安心、安全をお届けします。