トビイロウンカに関する情報
[2021年8月6日]
ID:1217
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7月28日、奈良県病害虫防除所がトビイロウンカに関する注意報を発令しました。
同防除所が7月中旬に県内の平坦地域で行った調査では、水田の約2割でトビイロウンカの発生が確認されました。
梅雨が明け高温となる日々が続いており、トビイロウンカの急増が予想されます。確実な防除を行い、同防除所が発令する注意報に留意してください。
主に6月~7月にユーラシア大陸から風に乗って日本列島に飛来する体長が4~5mm程度の害虫です。
稲の株元を吸汁することで被害が発生し、ひどい場合は坪枯れを引き起こします。もともと熱帯地域に生息しているので、温度が高いほど成長が早く、短期間で増殖を繰り返します。特に気温が高く雨が少ない年には、多く発生する傾向があります。
奈良県病害虫防除所 注意報第3号
トビイロウンカの防除について(奈良県中部農林振興事務所作成)
トビイロウンカの被害を受けないために(農林水産省HPより)