新生児聴覚検査
[2023年4月4日]
ID:563
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生まれてきた赤ちゃんの健やかな成長は、誰もの願いです。
1,000人に1~2人は、生まれつき耳の聞こえに障害を持つといわれていますが、その障害を早く発見して、適切な援助をすることにより、言葉の発達を促し、情緒や社会性を育てることができます。
奈良県内の産科医療機関では、生まれた赤ちゃんを対象に、新生児聴覚スクリーニング検査を実施しています。
この検査は、赤ちゃんが眠っている状態で、小さい音を聴かせて得られる反応を測定し、耳の聞こえが正常かどうかを自動的に判定する検査です。眠っていれば検査は数分で終わります。薬は使わず副作用もありません。判定の結果必要な場合は、精密検査が受けられます。
対象者:新生児の保護者で、検査実施日において本町に住民登録のある人
検査方法:(1)自動聴性脳幹反応検査(AABR) (2)耳音響放射検査(OAE)
検査時期:新生児期(生後28日以内)において、入院中または外来受診時に受けた聴覚検査
※特別な事情がある場合は、生後6か月までに受けた聴覚検査
助成回数:一人につき、初回検査および確認検査(初回検査で要再検となった場合)の各1回
助成額:【初回検査】自動聴性脳幹反応検査(AABR):上限4,000円
耳音響放射検査(OAE):上限1,500円
【確認検査】上限4,000円
※検査に要した費用が各上限額未満の場合は、その額を助成します。
助成方法:
【初回検査】県内指定医療機関で検査を行う場合は、『新生児聴覚検査 同意書兼受診券』を医療機関に提出してください。県内指定医療機関外や県外医療機関で検査を行う場合は、いったん検査費用を全額お支払いいただき、申請により償還払いします。
【確認検査】いったん、検査費用を全額お支払いいただき、申請により償還払いします。
申請に必要なもの:(1)新生児聴覚検査費請求書 (2)聴覚検査を受検した旨の証明を受けた受診券若しくは受検結果が確認できる書類の写し(3)聴覚検査に係る費用がわかる領収書 (4)印鑑 (5)振込口座が確認できるもの
《新生児聴覚検査の結果が、母子健康手帳に記載されているか確認しておきましょう。》
新生児聴覚検査費請求書
新生児聴覚検査への別ルート