猫を飼うときは!
[2022年4月1日]
ID:1140
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猫を飼育するときは、猫の習性や生態をよく理解し飼育環境を整え、周囲に迷惑を掛けないようにしましょう。
・室内飼育を徹底しましょう。
猫を屋外に出すと近隣住民の迷惑になり、交通事故や感染症などの危険があるので室内で飼育しましょう。
・去勢、不妊手術を受けましょう。
繁殖させる必要がない場合は、去勢、不妊手術を行い、繁殖を制限しましょう。
猫は年2、3回、1回に5、6匹出産することがあります。
「飼い主のない猫がお腹をすかせていてかわいそう。家では飼えないけど、せめて餌だけはあげようかな。」最近こんな人が増えています。思い付きで猫に餌をやるとどうなるか考えましょう。
猫は餌だけでは幸せになれません。きちんと世話をしないと、糞や尿による悪臭や鳴き声、他人の住居への侵入など、迷惑猫になってしまうことがあります。
飼い主のない猫に餌を与えることで、かえって猫を不幸にすることも覚えておいてください。
本町では、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア 団体等と連携して TNR 事業を行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR (Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印 として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする)」を実施することで,繁殖を防止し,「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ,飼い主 のいない猫に関わる苦情や,殺処分の減少に寄与する活動です。
また、この取り組みに参加する団体を対象に、ねこ捕獲用の檻の貸し出しなどを行っています。
TNRとは、飼い主のいない猫(野良猫)を捕獲し(Trap)、不妊去勢手術を行い(Neuter)、さくら耳カットをして元の場所に戻す(Return)取り組みのことです。
不妊去勢手術をすることで繁殖を防ぐことの他に、発情期の鳴き声がなくなったり、尿によるマーキングが減少することで臭いが軽減する効果もあります。
「さくらねこ」とは、不妊去勢手術済みの印として、耳先を桜の花びらのようにV字カットした猫のことです。この耳のことを「さくら耳」といい、不妊去勢手術の際、麻酔が効いている間に耳先をカットし止血します。
首輪やピアス等は外れてしまう可能性があるため、耳先のカットを統一して行っています。印を付けることで、手術済みであることと面倒を見ている人がいる猫であることが分かります。
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育方法の指導や動物愛護思想の普及などを行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし各種事業を行う団体です。
さくらねこ無料不妊手術事業は、動物と人が幸せに優しく共生できる社会を目指す公益財団法人どうぶつ基金と本町の協働事業です。
「公益財団法人どうぶつ基金」ホームページはこちら(別ウインドウで開く)
さくらねこ♥TNRとは (TNR先行型地域猫) (別ウインドウで開く)