クビアカツヤカミキリにご注意ください

　令和元年に県内で初めてクビアカツヤカミキリの成虫が発見されました。本町でも被害が疑われる木や成虫が確認されています。

　クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ、モモなどのバラ科の樹木に寄生し、枯死させる危険性がある特定外来生物です。詳しくは、奈良県ホームページ（別ウインドウで開く）をご覧ください。

　クビアカツヤカミキリは、サクラなどのバラ科の樹木を食害し、樹木を衰弱させ、枯死させる危険性もあります。平成30年1月に特定外来生物に指定され、運搬

、飼育、保管、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。

　幼虫は、4~10月頃に樹木内部を摂食し、大量のミンチ状のフラス（木くずと糞の混合物）を排出しながら2~3年過ごし、5~8月頃に成虫になります。成虫は体長約2~4cm、全体的に光沢のある黒色で、胸部（首部）の赤色が特徴です。

　サクラなどの樹木の下に大量のフラスや脱出孔を見つけた時ときは、写真を撮ってまちづくり課または奈良県景観・自然環境課自然環境係に連絡してください。

　成虫を見つけたときは、できるだけその場で捕殺してください。特定外来生物は外来生物法により、生きたままの運搬や飼育、保管等が禁止されています。

　被害木は、伐倒や薬剤注入、樹幹部にネットを巻き付ける等の対策が必要です。